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文化利権の闇、「リスト」が招いた危機 韓国から李聖鎮

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-2-27 13:30:16  点击:  切换到繁體中文

 

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1月9日、朴槿恵大統領をめぐる疑惑を追及する国会聴聞会に証人として出席した趙允旋文化体育観光相(右、東亜日報提供)


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昨年秋から韓国社会を騒がせている一連の疑惑の中に、「文化系ブラックリスト」がある。朴槿恵(パククネ)政権に批判的とみられる約1万人近い文化芸術関係者の名前が掲載され、政府の支援対象から外された問題だ。


特集:朴槿恵大統領の弾劾可決


韓国文化体育観光省は1月23日、「対国民謝罪文」を発表した。この仰々しい名前の発表文には「芸術表現の自由と創造性を守る砦(とりで)となるべき文化体育観光省が、芸術家リストの問題によって、公平性をめぐる問題を引き起こしてしまった」とあった。


先日まで文化体育観光相を務めた趙允旋(チョユンソン)被告は昨年12月、国会聴聞会でいったんは「(リストを)見たこともない」と語った。


だが、国会議員らの猛烈な質問の末、1月の聴聞会で「リストは存在した」と態度が変化。趙容疑者を含む同省の閣僚や次官経験者4人が拘束される事態に発展した。特別検察官は2月7日、趙氏と金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長を職権乱用罪などで起訴した。


現政権が掲げた「文化強国」政策のもと、同省は朴大統領の長年の支援者、チェ・スンシル被告とその関係者らによって、ひっかき回されていたようだ。


同省は「独創的なアイデアを持った若い文化人を育てる」と意気込んだが、結果的に、チェ被告の側近で「文化系皇太子」と呼ばれた映像演出家チャ・ウンテク被告に利権をあさる機会を与えることになった。


同省の体育担当者らは公務員で…




 

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