トヨタ自動車が、高精度の渋滞情報などを運転手に届けられる「つながる車」をめぐり、外部との連携を加速させる。NTTグループと協力し、販売した車から走行データを円滑に集める。米マイクロソフト(MS)からは、データ解析の技術を取り込む。大量のデータの収集と解析が欠かせない自動運転の技術開発にもつながりそうだ。
NTTは「5G」と呼ばれる次世代の通信方式を2020年までに実用化する計画。通信速度が現在より数十倍速く、トヨタはこれを情報伝達に使うことを考えている。近く発表する。
トヨタは出資先のKDDIとの協業を昨年6月に発表済み。NTTとも手を結び、技術開発を加速させる狙いとみられる。
一方、提携先の米MSとは「つ…