早稲田実―明徳義塾 八回裏明徳義塾無死、谷合は左中間に本塁打を放つ。捕手雪山=上田博志撮影
(24日、選抜高校野球 早稲田実5―4明徳義塾)
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明徳義塾の4番谷合(たにあい)は試合終盤の打席に明暗がくっきり。八回には左中間本塁打で2点差に広げた。「打った瞬間、ホームランの感触があった。あれで勝ったと思ったんですが……」
追いつかれた九回、2死一、二塁のサヨナラ機には低めの変化球に空振り三振。第1打席から3連続四球と球が見えていただけに「前の打席の本塁打で少し力んでしまった」と悔やんだ。
背番号11の2年生は昨夏の選手権準決勝の作新学院戦で好機に打てず、失策も。「夏の借りを今大会で返そうと思ったが、全然返せなかった」とうなだれた。
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●馬淵監督(明) 九回2死からの失策を悔やむ。「あれが『流れ』なんでしょうね。甲子園は負けるたびに、いろんな経験をさせてくれる」