您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> 娱乐(日语) >> 正文

大学前の「ひげかつ」閉店へ 卒業生との交流、漫画にも

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-3-27 14:23:55  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


店に立つ菊地智一さんと資子さん=秦野市南矢名3丁目


写真・図版


神奈川県秦野市の東海大キャンパス前で40年以上も学生たちに愛されたとんかつ店「ひげかつ」が、県道拡幅のため店を閉じる。5年前に朝日新聞「声」欄に載った卒業生の投書とおかみの返信は共感を呼び、漫画にもなった。閉店を惜しむ人たちで盛況が続いている。


「お帰りなさい!」。のれんをくぐると、おかみの菊地資子(もとこ)さん(71)の声が響く。狭い店内は学生や教員でいっぱい。夫の智一さん(72)が揚げるサクサクのトンカツをほお張る。


開店は1975年。智一さんは実家が米と精肉の小売店だ。学生らに腹いっぱい食べさせようと考えた。


資子さんにも考えがあった。5人兄弟だったが、訳あって家族がバラバラに。中学、高校時代はひとりで暮らした。「お帰り」と言ってくれる人がいない。さみしさが身に染みた。


大学生も一人暮らしが多い。「さみしい思いをさせたくないの。自分がうんとさみしかったから」。店に来たら資子さんが元気よく「おかえり!」と迎える。出る時には「行ってらっしゃい!」と送り出す。それが習わしになった。


店を続けるうちに次男が交通事故に遭い、智一さんは大病を患った。資子さんも体調を崩し、立っているのもつらくなった。そろそろ店を閉めようかと思った時期があった。


埼玉県吉見町の高橋よう子さん(56)の投書「思い出のカツ、今もサクサク」が、朝日新聞「声」欄に載ったのはちょうどその頃。2011年11月のことだ。


高橋さんは母校の学園祭を訪れ、約30年ぶりに店に入った。資子さん、智一さんの変わらぬ優しいまなざしに胸が熱くなった。店に入ると、資子さんがBGMをジャズに変えた。高橋さんはジャズ研出身。「あれ偶然ですか」。あふれ出た思いを書いて送った。


投書が東海大の教員の目に留まった。大学名も店名もない。だが「お帰り」と迎え、「行ってらっしゃい」と送り出す学生街の店と言えば、ひげかつだ。すぐに資子さんに知らせた。


「こんな風に思ってくれる人がいるのか」。投書を読んだ資子さんは驚き、そして思った。「この仕事をしてきて本当によかった。もう少し頑張ろうという気がしてきました」。返信を送り、紙面に掲載された。


声欄を通じた二人の交流を紹介した記事は、多くの反響を呼んだ。テレビでも報じられ、「神様の背中」などの作品で知られる漫画家のさいきまこさんが漫画にも描いた。


あれから5年。店の前の県道が拡幅されることになり、菊地さん夫婦は決断を迫られた。体調は優れず、移転して新たに店を開く力はない。3月末で区切りをつけると決めた。


閉店の知らせを聞き、昔の常連…




 

新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

  • 上一篇新闻:

  • 下一篇新闻: 没有了
  •  
     
     
    网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!)
     

    注册高达赢取大奖!

    09年2月《贯通日本语》杂志

    二阶堂富美和吉泽亮确定出演真

    你不曾见过的土屋太凤! 主演新

    成宫宽贵亮相《相棒第15季》大

    瑛太将主演漫改剧《侦探物语》

    广告

    广告