女児の遺体が発見された現場近くの橋の周りを調べる捜査員=27日午前9時30分、千葉県我孫子市北新田、遠藤啓生撮影
千葉県我孫子市で小学3年の女児(9)の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、女児は同県松戸市の自宅から登校する間に行方不明になった。学校まで歩いて10分強。いつもの通学路で何があったのか。
亡くなったレェ・ティ・ニャット・リンさんは自宅から直線距離で約600メートル離れた市立六実第二小学校に歩いて通学していた。行方不明になった24日は同校の修了式。同校では集団登校をしていないという。
リンさんの自宅は、戸建て住宅が並ぶ一角にある。周辺住民によると、24日午前8時ごろ、身長130センチのリンさんがランドセルを背負って1人で歩く様子が、近くの防犯カメラに映っていたという。
自宅から鉄道の踏切までの約150メートルはガードレールがなく、道幅は車がすれ違えないほど狭い。
踏切を越え、先を歩くと、ナシ…