早稲田実―東海大福岡 六回表早稲田実1死、清宮は右中間に三塁打を放つ=筋野健太撮影
(27日、選抜高校野球 東海大福岡11―8早稲田実)
2回戦で敗れた早稲田実の主将、清宮の試合後の言葉は次のとおり。
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どんな春だったか――
悔しい。勝てるゲームだったので。もうちょっと長くやれるはずだった。
試合を振り返って――
前半からの失点が響いた。昨秋の明治神宮大会決勝の履正社戦もそうでしたが、守備、投手の粘りをテーマにしていきたい。打撃の粘りはこの試合も見えた。
八回に追い上げたが――
先頭だったので塁に出るつもりでした(右翼線二塁打)。応援は本当にありがたかった。あれが自分たちの特権でもあると思っている。うれしかった。(打者一巡して)回ってくると思ったが、(回ってこなかったのは)もうちょっと足らない部分があるのかなと思う。
主将として臨んだ甲子園は――
自分以上にみんなが声を出していて、打撃でもひっぱってくれた。みんなに助けられた大会でした。自分としては久しぶりに戻ってきて、ここでしか味わえないものがあった。自分の結果はふがいなかったので、夏にしっかりと戻ってきて、結果を出したい。(グラウンドからの帰り際に)バックネットの子どもたちも拍手してくれて、でも良いところを見せられなかった。また戻ってきて、見せたい。もう夏しか残っていないので、最後のチャンスにかけたい。
東海大福岡のエース安田君の投球は――
前の試合から良い投球をしていたので。捉えたと思ってもボールがバットの上にあって、球速以上に速さを感じた。最後に握手をしましたが、「ナイスピッチング。疲れを取って、勝ち残って」と言いました。