ヒョウ柄スカートのコーディネートで現れた長井杏奈さん。通販で購入したヒョウ柄セーターも持参してくれた=埼玉県草加市
ヒョウ柄といえば、「大阪のおばちゃん」。そんなイメージがあるが、日本で最もヒョウ柄のアイテムを購入しているのは埼玉県民という調査結果を、ファッション通販「ZOZOTOWN」の運営会社が昨秋に発表した。埼玉とヒョウ柄を結びつけるものは何か。
調査したのは「スタートトゥデイ」(千葉市)。昨年7月までの1年間に、ZOZOTOWNでのヒョウ柄アイテムの1人当たりの購入金額や個数などをポイント化し、都道府県別にランキングにした。
その結果、大阪府は2位。購入金額などは公表していないが、埼玉県民の購入金額は圧倒的に高く、単価の高いアイテムを購入する傾向が強いなどの特徴があったという。3位以下は、岐阜県、東京都、福岡県の順だった。
埼玉県の情報を発信するサイト「そうだ埼玉.com」のライター、長井杏奈さん(25)は「確かにヒョウ柄を着ている若い女の子は多い」と話す。
県内の大学に通っていた長井さん。東京から通う同級生も多かった。「東京の子は、最先端の服をどんどん着る。埼玉の子は、最先端にはあまり手を出さないけど、おしゃれはしたいという傾向だった」と振り返る。おしゃれな柄として、ヒョウ柄が好まれているとの見方だ。「それに、『大阪のおばちゃん』は、通販では買わないのでは?」
売り手から見ると、どうなのだ…