トランプ米政権は、シリアのアサド政権軍へのミサイル攻撃をめぐり、ロシアへの批判を強めている。ティラーソン国務長官がロシアを訪問し、ラブロフ外相との会談を12日に行うが、意見の隔たりは大きく激しいやり取りが予想される。ただ、米政権内で対シリア政策で意見の不一致もあり、戦略が描けていないことも露呈している。 「化学兵器の倉庫ない」 シリアの被害住民が証言 特集:シリア情勢 ティラーソン氏は9日の米ABCのインタビューで「真の失敗は、ロシアが合意を守れなかったことだ」と指摘。アサド政権が化学兵器を廃棄していないのは、同政権を支援するロシアが、2013年に米ロ間で合意したシリアの化学兵器廃棄の計画を守るように責任を果たさなかったからだと訴えた。 また、シリア軍による化学兵器のさらなる使用は「米ロ関係を非常に損なうのは明らかだ。ロシアは米国との関係悪化は望んでいないだろう」と牽制(けんせい)した。 一方でティラーソン氏は、今回のシリア攻撃と過激派組織「イスラム国」(IS)問題とは別であることを強調。「我々のシリアでの優先事項に変化はない。大統領もそこは明白だ。ISを打倒しなければならない」とし、ミサイル攻撃は化学兵器使用に対する限定的な対抗措置であり、トランプ政権の掲げるシリア政策に変更はないと主張した。 ただ、トランプ政権の足並みが… |
ロシア批判強める米政権 シリア問題、隔たり大きく
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