久保裕也
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会のアジア最終予選で日本代表のストライカーとして、FW久保裕也(ベルギー1部ヘント)が台頭してきた。3月23日のアラブ首長国連邦(UAE)戦で、A代表初ゴールが決勝点に。同28日のタイ戦で1得点。次戦の6月13日のイラク戦を含め、予選は残り3試合。活躍を期待される久保との一問一答は以下の通り。
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日本を背負う点取り屋へ 歩み始めた久保その源流に迫る
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――3月のUAE、タイ戦で2試合連続ゴール。日本代表でも手応えを得ているのでは。
「点も取れて、良いスタートは切れた。次につなげられた、という思い。昨年11月はケガもあり、何もしていないので。確かに、今後も代表に絡めるという自信は得た。ただ、安泰だとかは決して考えない。また5月に呼ばれるためにも、クラブで結果を出し続けたい」
――ハリルホジッチ監督がフィジカル面の課題を指摘していた。具体的には。
「1試合90分間、フルにアップダウンを繰り返せる体力をつけろ、という意味と捉えている。体を大きく、強く、ということではない。元々僕はサイドの選手ではなく、京都では一番前、(スイス1部)ヤングボーイズでトップ下をやっていた。今、代表やヘントでサイドで起用され、体力的なものをつける必要性は感じてきた」
――持ち味はシュート。正確でレンジも広く、打つ際の力みもない。
「いや、それは良いときにそう…