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皇太子さまマレーシアから帰国 「水問題」に関心

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-4-18 9:51:17  点击:  切换到繁體中文

 

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マレーシア訪問から帰国した皇太子さまと、出迎える雅子さま=17日午後7時48分、東宮御所、林敏行撮影


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皇太子さまは17日夜、4泊5日のマレーシア訪問を終え、政府専用機で帰国した。天皇陛下の退位に向けた議論が進み、次の天皇として注目される中での外国訪問。若い世代と交流したほか、現地の排水施設を視察。自身が「時代に即した公務」の柱の一つとして挙げる「水」問題への関心を示し、特色を出した。


特集:皇室とっておき


17日に公表された感想では、「今回の訪問で最も印象深かったことは、マレーシアという国が、多様性に富み、同時に寛容の精神からそれぞれの特徴を生かして、共存・共生しながら国の発展を進めてきたという点です」と総括した。


今回は日本との外交関係樹立60周年にちなんだ訪問。学校訪問や日本語を学ぶ学生ら若い世代との交流が目立った。「日本の発展に学ぼう」というマレーシアの「ルックイースト政策」の拠点となったマラヤ大学を訪問したり、高校生日本語弁論大会に出席したりした。13~17歳を対象に先進的な科学技術教育のプログラムを提供している学校の視察も、出発2日前に急きょ追加で発表された。


「相互理解と友好関係の増進、特に若い世代の交流の促進に少しでもお役に立つのであれば幸いです」


訪問前の記者会見ではこう抱負を述べた。その言葉通り、各地の学校では緊張する生徒らに顔を近づけて語りかける姿が印象的で、生徒らは「優しそうな方だった」と口をそろえた。


皇太子さまは治水や利水など水問題の研究をライフワークにしており、2月の記者会見で象徴天皇のあり方を問われた際には、「国民の幸せや世界各地の人々の生活向上を願っていく上での一つの軸として、『水』問題への取り組みを大切にしていければ」とも述べた。今回はクアラルンプールで排水と道路の両方の用途を備えたトンネル施設を視察。天皇陛下とは異なる自身のカラーを示した。17日の感想では「こうした各国の優れた知見を皆が共有し、お互いに学びあうことで、世界が直面する課題を解決していくことが重要であり、私も可能な貢献を続けていきたいと思います」と述べた。(多田晃子)



宮内庁は17日、マレーシア訪問を終えた皇太子さまの感想を公表した。感想の全文は次の通り。



この度、マレーシア国からのご招待を受けて、「日・マレーシア外交関係樹立60周年」の機会に、私にとって初めてとなるマレーシア国訪問を行いましたことを大変うれしく思います。今回の訪問を通じ、何世紀にもわたり交流の歴史があるマレーシアとの親善友好関係がとても強固であることを実感しました。


まず、今回の訪問中、ムハマド5世国王陛下をはじめ、ナズリン・シャー副国王殿下、ナジブ首相ご夫妻など、マレーシアの王室、政府の関係者の皆様から心のこもった、温かいおもてなしを頂いたことに、深く感謝いたします。国王陛下には、王宮にて盛大な晩餐(ばんさん)会を催していただき、楽しくまた有意義な時間を過ごさせていただきました。また、両陛下もご親交のあるナズリン・シャー殿下には、今回の訪問中、2度にわたりお会いすることができ、両陛下から伺っていた思い出話を含め、日本の皇室とマレーシアの王室の緊密なつながりについても触れることができました。両陛下が培われてこられた交流の歴史を踏まえ、これからも世代を超えてマレーシア王室との親交を深めていくことができればと思います。さらに、今回の訪問に際し、訪問先の施設関係者をはじめ、受け入れに当たって尽力いただいた方々に、改めて感謝申し上げます。


今回の訪問で最も印象深かったことは、マレーシアという国が、多様性に富み、同時に寛容の精神からそれぞれの特徴を生かして、共存・共生しながら国の発展を進めてきたという点です。国立博物館では、マラッカ王国の誕生から、現在のマレーシア成立までについて、日本人ボランティアの方から詳細な説明を伺いましたが、様々な民族的、宗教的、文化的背景を有する人々がマレーシアという一つの国を形作る過程で、そうした多様性と寛容性が極めて重要な役割を果たしたということを改めて強く認識しました。


また、今回の訪問は、若者たちの交流がいかに重要であるかを考えるよい機会にもなりました。マラヤ大学では、かつて日本に留学をしていたマレーシア人などから話を伺い、また、日マレーシア関係にゆかりのある日系人のご家族ともお会いしましたが、こうした方々の多大なご努力とご苦労が、今の両国間のきわめて良好な関係の礎となり、この基礎の上に今の私たちがあるのだと感じました。そして、そうした良好な関係を維持・強化していくためにも、今後とも若い方々が交流を通じて相互に理解を深めていくことを期待しています。


今回視察したプルマタ・ピンターやマラヤ大学、高校生弁論大会などにおいて、マレーシアの若者たちが発想も豊かに勉学に励んでいる様子をこの目で見て、この子供たちはきっと将来大きく羽ばたくであろう、そして日本とマレーシアとの架け橋となってくれるであろうことを確信し、とても心強く思いました。また、マラヤ大学では、陛下が植えられた樹が深く根を張り大きく枝を伸ばした姿を拝見し、まさしく現在の日マレーシア関係の発展を象徴するようで、感銘を受けました。今回、私も陛下のお隣に植樹をしましたが、その樹が50年後、同じように根を張り、枝を広げ、日マレーシア関係の象徴となることを期待しています。


さらに、今回の訪問で個人的に楽しみにしていたSMARTトンネルは、実際のこの目で見、関係者の説明を聞かせていただきましたが、期待に違わず素晴らしい施設であり、自分の研究テーマである「水」問題の観点から大変参考になりました。こうした各国の優れた知見を皆が共有し、お互いに学びあうことで、世界が直面する課題を解決していくことが重要であり、私も可能な貢献を続けていきたいと思います。


最後になりますが、今回の訪問をきっかけとして、両国の「人と人」の交流の基盤がさらに強固なものとなり、中でも若い世代の人たちが、お互いの交流を通じて共に学び合い、相互理解を深め、協力していくこと、そして、それによって両国の友好親善が一層深まることを強く期待しています。


なお、今回の訪問に雅子が同行することができなかったことは残念でしたが、本人もマレーシア国よりのご招待を大変ありがたく思っております。ムハマド5世国王陛下、ナズリン・シャー副国王兼マラヤ大学学長はもとより、現地でお目にかかった多くのマレーシアの方々から雅子に対し、温かいお言葉を頂いたことに厚くお礼申しあげます。




 

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