設置された女性のシルエットの歩行者用信号=メルボルン、小暮哲夫撮影 オーストラリアのメルボルンに女性のシルエットの歩行者信号が登場した。当然のように男性の姿のものだけだった状況に一石を投じ、「男性と女性は平等」という意識をさらに喚起したい。こんな市民団体の提案を受けた。 中心部のフリンダースストリート駅前には6基、取り付けられた。会社員女性のレベッカ・ボジトーさん(46)は「とてもすてきなこと。何でも男性優位なことに慣れてしまっているだけに、本当によい方向への転換だと思う」。 地元ビクトリア州の道路行政当局が3月、市街地の横断歩道5カ所に1年間の試験的な取り組みとして設置。歩行者信号を取り換える場合、横断歩道1カ所ごとに5千~8千豪ドル(約42万~66万円)ほどかかるが、今回は市民団体の趣旨に賛同した信号設置会社が無料で提供した。 ただ、道路当局へは歓迎の声の一方で、「道路渋滞の解消など、もっとやるべきことがある」といった声も寄せられている。ソーシャルメディア上では、信号のシルエットのスカートをはいた姿に「私は女性として、こんな格好をしないといけないの?」といった反応もある。 当局の取り組みの責任者、ブレンダン・パウウェルズさん(41)は「試行期間後、市民の反応や安全面を評価し、設置を続けるかどうか、さらに広げるかを決めたい」と話す。ほかの場所に設置する場合は、老朽化した信号の取り換え時期と合わせるなどして、追加の予算が生じないようにするという。 公共放送ABCによると、ニュージーランドのウェリントンには、世界初の女性参政権の獲得に尽くした女性のシルエットの歩行者信号がある。ウィーンには、同性愛の2人が並んで歩く姿をイメージした歩行者信号があるという。(メルボルン=小暮哲夫) |
信号機シルエットにスカート姿 豪州「性の平等喚起」
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
海南省、中国初のスマートカー高速道路テスト区間を発表
新疆の図書館、電子社会保障カードで本を無料貸出
外交部「対豪州投資急減の原因は豪州側が真剣に省察すべき」
上海の市の花である「ハクモクレン」が開花
咲き乱れる梅の花の間を走るモノレール 重慶
香港ディズニーランドも営業を再開 香港地区
重慶を覆う雲と霧が独特な趣を演出
高齢者に入浴サービスを提供する「移動入浴介助カー」が登場 浙江省杭州
豪州の政治屋が「対中不安症」に陥る理由
微信のステッカーが「動く」ように
ハルビンの防疫物資メーカー フル稼働で生産中
中国、コールドチェーン食品メーカー124社の輸入を一時停止
百度がスマートカー企業設立 戦略的協力パートナーに吉利
2023年に中国で開催のAFCアジアカップの日程発表
スマートカーが中国製造業モデル転換・高度化の媒体に
上海、スポーツジムの会員カードにクーリングオフ制度
12歳の男の子が15キロのダイエットに成功 きっかけはショッキングなある出来事
中国科学院大気物理研究所、カーボンニュートラル研究センターを設立
上海の街頭に「思いやり」セルフ・コーヒーメーカーが登場
無人化管理を実現!天津に「スマート・サッカーグラウンド」
FIFA女子サッカー世界ランキング、中国は第15位
豪州が大麦関税でWTOに提訴へ 中国外交部「中国側の懸念に真剣に対処すべき」
専門家「豪州の対外政策が少数の政治屋に翻弄されるのは中豪関係にマイナス」
革新的な発展で地元住民の雇用と増収を促す食品メーカー 貴州省麻江
外交部、豪州「フェイク写真」非難は中国が事実を語る権利を奪うことが目的













