トランプ米大統領は2日、ロシアのプーチン大統領と電話で意見交換し、シリアの内戦終結に向けた努力を続ける認識で一致した。北朝鮮情勢も話し合った。両大統領が電話するのは、米軍が先月、ロシアが後ろ盾になっているシリアのアサド政権軍をミサイル攻撃してから初めて。
米ホワイトハウスは電話を「非常によいものだった」と総括。「シリアの苦難は長く続きすぎている。全ての関係当事者が暴力を終わらせるためにできることをしなければならない」ことで同意したという。
さらにトランプ氏は、ロシアとトルコが主導してカザフスタンで開かれているシリアの和平協議に米国から高官を派遣することを表明し、ロシアの取り組みに理解を示した。
一方、ロシア大統領府の発表によると、両大統領はシリア情勢を巡って、ロシアのラブロフ外相とティラーソン米国務長官の協議を緊密にすることで一致した。またプーチン氏は緊張が続く朝鮮半島情勢を巡って、トランプ氏に自制と緊張緩和を呼びかけた。
さらに、7月7、8日にドイツ…