燃えるアパート(7日午後11時20分過ぎ、目撃者提供)
北九州市小倉北区で7日深夜に発生したアパート火災は、死者が6人に上る惨事となった。炎が風にあおられ、現場は「火の海」のようだったという。
北九州でアパート全焼、6人死亡 2人と連絡とれず
アパートがあるのは、JR南小倉駅から約600メートル離れた住宅街。火災から一夜明けた8日午前6時、建物は骨組みを残して焼け落ち、あたりには焦げたような臭いが漂った。消防隊員らは現場で焼け残った家具などを乗り越え、建物の奥に入って捜索を続けた。
アパート所有者の親族の女性(49)によると、建物は市内の不動産管理会社に管理を委託していた。建設作業員らが入居していたという。「40~60代の男性が十数人住んでいた。顔が分かる人に会えばあいさつを交わす程度だった」と話す。
女性はアパートの近くに住んで…