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山中に機体の一部、不明の陸自機か 4隊員の安否は不明

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-5-16 12:02:07  点击:  切换到繁體中文

 

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機体の一部を発見と説明する自衛隊の担当者=16日午前11時25分、北海道北斗市、長島一浩撮影


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防衛省によると、函館空港(北海道函館市)周辺で15日に行方が分からなくなった陸上自衛隊北部方面航空隊所属のLR2連絡偵察機とみられる機体の一部らしきものが16日午前、北海道北斗市の山中でみつかった。同日朝から自衛隊や警察、消防などが山林を中心に上空と地上から捜索を続けていた。乗っていた陸自隊員4人の安否は分かっていない。


防衛省によると、連絡偵察機は15日午前11時23分に札幌市の陸自丘珠(おかだま)駐屯地(丘珠空港)を出発。同50分ごろ、函館空港に着陸する予定だったが、同空港の西約33キロの上空(高度約900メートル)を飛行中の同47分に空港の管制官と交信したのを最後に連絡が取れなくなり、その約1分後に航空自衛隊のレーダーから機影が消えた。


連絡偵察機には機長の高宮城効(たかみやぎいさお)1等陸尉(53)のほか、副操縦士、整備員2人の男性隊員計4人が乗っていた。北海道知事から緊急患者の空輸要請を受け、患者を同空港で収容したうえ、丘珠駐屯地まで搬送する計画だった。


自衛隊は陸自機が管制官と連絡が取れなくなった袴腰山(はかまごしやま、北斗市)周辺の山林を中心に捜索。16日には捜索に当たる隊員を約1700人に増員した。警察と消防も約140人態勢で捜索にあたった。周辺の山林にはヒグマが生息しており、警戒のため地元の猟友会も加わった。現場は小雨が降っており、山には雲が低く垂れ込めていた。16日早朝から警察と一緒に山中に捜索に入った猟友会の男性は「寒いから早く見つけてあげないと」と心配そうに語った。


稲田朋美防衛相は16日の記者会見で「搭乗員の発見には至っていないが、関係機関とも連携し、捜索救助に全力で取り組む。天候の問題等々あるが、人員、機体の捜索、救助に全力を尽くしたい」と述べた。




 

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