自民党の二階俊博幹事長と公明党の井上義久幹事長は17日午前、東京都内で会談し、天皇陛下の退位を実現する特例法案をめぐり、「女性宮家」の検討についての書きぶりが焦点となる付帯決議案を法案審議前に民進党も含めた3党で取りまとめる考えで一致した。
特例法案は19日に閣議決定される予定。民進や社民などは女性皇族が結婚後も皇室にとどまる女性宮家創設の検討について付帯決議への明記を求めている。秋篠宮家の長女・眞子さまの婚約準備が明らかになり、与野党の議論に影響することは必至で、審議前の調整が必要との判断もありそうだ。