高校通算100本目の本塁打を放ち、記念のボールを手にする早稲田実の清宮=小牧市民、辻健治撮影
高校通算100本塁打を放った早稲田実・清宮幸太郎の主な一問一答は次の通り。
早実・清宮、高校通算100号達成 第4打席に場外弾
――100号が出た感想は
今日はあまりいい当たりが出ていなかったので、最後の最後に出てよかった。
――打った瞬間の手応えは
もう完璧でした。打った瞬間に行ったと思ったし、歓声もものすごく聞こえた。招待試合の中で一番大きな歓声だったと思います。
――期待感も伝わったか
最後の打席も子どもたちが外野から声を出していてくれたのが聞こえたので、力になりました。たくさんの方に見に来ていただいて、「自分も打たなきゃ」と思う。(球場に)残ってくれた皆さんのためにもと思っていたので、そういう思いにさせてくれたのは皆さんのおかげ。本当に感謝しています。
――100本目の打席はどんな気持ちで振ったか
最後なので、真っすぐが来るかなと思っていた。狙い通りきた。100本目で、自分らしいいい打球が飛んでくれたのでよかった。春先は結果が出なかったが、(打撃のコツを)一つつかんでからいい感じで調子も上がってきている。さらにレベルアップして夏を迎えたい。
――「100」という数字をどう捉えているか
そんなに打った感じはしない。すごいことというか、あまり実感はないです。
――100本まで本塁打を打てた理由は
日々のトレーニングであったり、練習の中でしっかり自分の形で振ること。1年生の頃からいろいろ経験させていただいているので、その賜物(たまもの)だと思います。
――これまでで印象に残った本塁打は
いっぱいありますけど、甲子園で打ったのは気持ちよかった。あと、今日のもよかったです。
――最後の夏に向けて
選抜も出ましたけど、夏の甲子園とは全然違った。(甲子園は)夏に出てなんぼだと思う。次もしっかり出て、勝てるようにしたいです。