ソフトバンクのバンデンハーク
(9日、ソフトバンク3―0阪神)
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ソフトバンクのバンデンハークが阪神打線をねじ伏せた。150キロを超える直球に、110キロ台の変化球を織り交ぜ、五回まで1安打しか打たせない。
山場は六回。先頭から連打を許すなどして無死二、三塁とされた。しかし「点を与えるつもりはなかった」。3番高山を148キロの直球で左飛、4番福留は外角の151キロで見逃し三振、5番原口は一飛に打ち取って切り抜けた。
6回無失点。奪った18アウトの内訳は三振が九つ、フライが八つ、投犠打が一つ。相手にゴロも簡単に打たせないという力強さを見せた。バンデンハークは「全体的にしっかり投げられて良かった。次回、今日よりも内容も球も良い投球をしたい」と話した。
○工藤監督(ソ) 「今宮に良い形で3安打出た。明日から打線につながりがでるかな。(3打点の)柳田は打席のなかで落ち着いていて自信にあふれている。バンデンハークは真っすぐを完全にとらえられた打球はなかったが、捕手に聞いたら、球威はあったが、コースが甘くなってきているということだった。昨日はリリーフ陣をつぎ込んでいないので、六回で代えた」
2ランを含む3打点の柳田については「打席のなかで落ち着いていて自信にあふれている」。
○柳田(ソ) 3試合連続で本塁打を放つなど好調。「どんどんいこうという感じです。必死に食らいついています」