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月面探査車、砂丘で通信試験へ 打ち上げまで150日

世界初の月面探査レースに日本から参加するチームHAKUTO(ハクト、袴田武史代表)の探査車SORATO(ソラト)の打ち上げまで、31日であと150日となった。


【特集】HAKUTOの挑戦 CGで解説


レースに向け、ハクトはソラトの車体の軽量化や部品の加工などの作業を進めている。8月には鳥取市の鳥取砂丘でソラトを走行させ、屋外で初の通信試験を行う。月面を想定し、さまざまな条件で電波の受信状況などを測定する。


一方、ハクトを応援する「HAKUTO SUPPORTERS CLUB」の会員とハクトのメンバーとの交流会が29日に開かれた。ソラトの開発状況や、ロケット打ち上げをめぐる現状について、会員が説明を受けた。


参加した千葉県の会社員阿曽秀昭さん(63)は「日本の技術力が宇宙ビジネスにつながるという意味だけでなく、プロジェクトにかけるメンバーのためにもレースで優勝してほしい」と期待を込めた。



打ち上げまであと150日。レースに向けたハクトの動きを追う特集ページ「HAKUTOの挑戦 月への旅路」を立ち上げました。http://www.asahi.com/special/hakuto/


朝日新聞社はハクトとメディアパートナー契約を結んでおり、ソラトの製作過程などをきめ細かく取り上げていきます。また、民間の宇宙開発をめぐる動きも幅広く報じていきます。


特集ページでは、レースの流れをわかりやすくコンピューターグラフィックスで解説します。またハクトを日々取材する記者が撮ったとっておきの写真や、朝日新聞が撮りためた月の過去の秘蔵カットなどを「日めくりHAKUTO」で毎日紹介します。ぜひご期待ください。(石川達也、山本晋)


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