アパートの立地と遺体の発見場所 5人が死亡し、10人がけがをした秋田県横手市のアパート火災は29日に発生から1週間を迎えた。死者が集中した2階は、廊下が激しく燃えて避難が難しかったと住人が証言。被害を大きくした可能性もあり、県警が出火場所や原因の特定を急いでいる。入居者は障害者や高齢者が多く、無事避難した人も行き先の見通しが立っていない。 「熱い」「逃げれー」気づけば窓の外真っ赤に 秋田火災 火災は22日午前0時50分ごろ発生。同市南町の木造2階建てアパート「かねや南町ハイツ」が全焼した。死者5人のうち4人はいずれも2階の住人。1階の玄関付近で見つかった身元不明の遺体も、横手署は2階に住む菅原真作さん(58)とみて調べている。 2階に住む管理人の男性(63)は「廊下は火の海のようだった」、住人男性(70)は「廊下に出られず裸足のまま窓から飛び降りた」と証言する。 経営する「よこてフードサービス」の佐々木安弘社長(48)らによると、冬場の灯油が残るポリタンクを廊下や部屋に置いていた入居者がいたという。 立地が消火活動を難しくした面もある。雑木林のある南側や落差5メートルほどの斜面のある西側からは消防車が入れなかった。横手市消防本部の鎌田広行消防司令長は「(特に)南側からのアクセスが難しく、消火に手間取った」と話した。(神野勇人) ◇ 入居者25人のうち12人は生活保護の受給者で、精神障害の受給者証を持っている人も17人いた。多くは横手興生病院に通っており、病院が紹介する入居先の一つだった。グループホームよりも制約の少ない生活を求める人に選ばれていた。 身寄りがなく、火災後に行き場を失った人も多い。命に別条がなく、入院もしなかった人のうち、少なくとも7人が生活支援施設などに入ったが、病院によると新しい住居が見つかるまでの緊急措置という。病院関係者は「社会的な偏見からアパートなどには入居できないことも多い」と心配する。 やけどで入院中の男性(77)は、「頼る人がいなくて困っている」と話す。 県内の高校を卒業し、東京の会社などに勤めていたが、30歳を過ぎてから精神的な不調で入退院を繰り返した。病状が安定した約30年前、このアパートに入居した。世話をしてくれた兄は昨年亡くなった。 グループホームへの入居を希望するが、消灯時間などの様々な決まりがあるのが気がかりだ。見通しはまだ立っていない。(石川春菜) |
「頼る人いない」転居の見通し立たず 秋田アパート火災
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