街頭演説で聴衆に手を振る、希望の党代表の小池百合子・東京都知事(右)と日本維新の会代表の松井一郎・大阪府知事=14日、大阪市中央区、遠藤真梨撮影
希望の党代表の小池百合子・東京都知事と日本維新の会代表の松井一郎・大阪府知事が、知事の公務の合間を縫って、選挙遊説に飛び回っている。国政政党代表と知事の仕事は両立できるか。
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18日、小池氏は午前中に埼玉県内3カ所で希望の候補の応援演説をした後、群馬県高崎市に移動し、都知事として関東地方知事会に出席。会議後、ジャケットを黄色系から「勝負カラー」の黄緑色に替え、足早にJR高崎駅前に向かって再び応援演説をした。
自治体の首長は、勤務時間や休日を自らの判断で決められる。都によると、衆院選公示前日の9日までの1カ月間で、小池氏が公務をした日は25日。公示後の9日間で公務をしたのは5日で、平日2日を含め計4日間公務をせず、選挙遊説にあてた。このうち3日間は東北、関西、九州などを回り、日帰りで帰京する強行日程だった。
党職員によると、「ほぼ全ての候補から応援要請が来た」。事務局が応援先を検討し、小池氏の判断をあおいでいるという。
都政では、定例都議会が今月5…