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流木に3時間半「死ぬかと思った」 水没道路で男性救助

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-10-23 14:49:25  点击:  切换到繁體中文

 

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JR浅香駅の構内は一時冠水し、駅員が事務室にたまった水をバケツでくみ出していた=23日午前6時3分、堺市堺区のJR浅香駅、吉村治彦撮影


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台風21号の影響で、近畿各地でも22日夜から23日未明にかけて豪雨となった。和歌山県や大阪府などで土砂崩れのほか道路や車の水没などが起きた。交通機関もダイヤが大きく乱れ、遅れや運転見合わせが発生。週明けの主要駅構内は多くの通勤客らで大混雑した。


大阪府岸和田市大沢町で山から崩れた土砂で川がせきとめられ、川からあふれた水がたまって複数の車が水没した府道。23日朝、軽乗用車に乗った女性の遺体が見つかった。その軽乗用車の後ろを走っていた近くの男性(66)は車外に出て3時間半にわたり流木につかまり続け、救助された。「死ぬかと思った」。男性は一夜明けて現場を訪れ、そう語った。


男性は22日午後5時20分ごろ、軽トラックで道路や川の様子を見に行き、動けなくなって110番通報した。初めは雨水が路面を流れる程度だったが、みるみるうちに水かさが増し、車が浮いた状態になった。運転席のドアを開けようとしたが水圧で開かない。まずい。窓から外に出た。胸の高さまで水が上昇し、近くにあった直径30センチほどの流木にしがみついた。


男性が救出されたのは午後8時45分ごろ。消防隊員2人に抱きかかえられて引き上げられた。救出までの3時間半、下半身が水につかったままで、寒さで震えながら何度も消防に電話をかけた。


男性は23日朝、乗っていた軽トラックの様子を見に現場に来た。現場に車はなく、道路は一部がえぐられていた。「ほんまに怖くて死ぬと思ったが、助かった」


現場では土砂崩れの直前まで、…




 

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