開門と同時に登院する議員ら=1日午前8時、東京・永田町、葛谷晋吾撮影
衆院選で当選を果たした国会議員が1日、初登院した。国会の正門付近は、午前8時の開門前から議員が並んだ。
特集:2017衆院選
「一番乗り」にこだわったのは石川3区で落選し、比例北陸信越ブロックで復活当選した希望の党の近藤和也氏(43)。前日夕方に飛行機で羽田に着いて仮眠を取った後、1日午前1時から国会の正門前でコートも着ず、スーツ姿で立って待ち続けた。午前5時ごろまでは1人きりだったという。
午前8時の開門と同時に国会に入り、最初にバッジを付けた近藤氏。2009年の衆院選で初当選し、12、14年は落選したものの、今回、2選を果たした。「5年間浪人をしてきたので、国会に戻りたいという思いは誰よりも強い。その気持ちを一番最初に来ることで表したかった」と述べた。