日本代表に声援を送るサポーター=内田光撮影
サッカーの日本代表(世界ランク44位)は10日、フランス・リールでのブラジル代表(同2位)との国際親善試合に1―3で敗れた。日本は多くの時間帯で守勢に立たされ、ビデオ判定で相手に与えたPKをFWネイマールに決められるなど、前半だけで3失点。後半にDF槙野(浦和)がCKを頭で決めて1点を返すのがやっとだった。対ブラジルの通算成績は10敗2分けとなった。
危機感膨らむ完敗、代表100試合で奮闘の長友
日本は14日(日本時間15日早朝)、ブリュージュでベルギーと親善試合を行う。
日本、ブラジル相手に11年ぶりゴール 槙野が決めた
〈日本・ハリルホジッチ監督〉 「残念な前半だった。ブラジルを見て少し驚いたところがあったかもしれない。我々がチャンスを与えてしまい、ブラジルはそこをうまくついた。後半だけを見れば我々は勝った。そう見なければいけない」
痛恨PKから3失点、日本に突きつけられた厳しい現実
〈長谷部〉 「もったいない試合。守備がはまった時は手応えがあったが、早い時間帯に失点するとゲームプランが崩れる。強豪には先制点を与えないようにしたい」