ロッテと入団契約を結び、報道陣の求めに応じてポーズをとる安田
プロ野球ロッテからドラフト1位で指名された大阪・履正社高の安田尚憲(ひさのり)内野手(18)が25日、大阪市内のホテルで球団と契約を結んだ。契約金は1億円、年俸は1240万円(ともに推定)。背番号は12月5日の入団会見で発表される。
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「プロ野球で活躍することが、子どもの頃からの夢だった。そのスタート地点に立てた。一歩一歩、実力をつけ、チームを背負っていける選手になりたい」。契約後の会見。身長188センチの強打の左打者は、そう決意を語った。高校通算65本塁打を放ち、ドラフトでは清宮(東京・早稲田実高)の抽選を外した3球団から1位指名を受けた。
「プロ野球選手として、野球以外でも人の見本になれるよう、しっかりとした行動をとりたい」。数字の目標などよりも、プロの世界で人間的な成長を目指したいという思いを強調した。松井秀喜さんの名前も挙げ、「松井さんのようにファンにも周りの方にも気を使えるような選手になりたい」とも語った。
ドラフトから約1カ月。千葉のイメージは? 「海が近い。それとロッテファンが熱く、千葉の団結感は強いと聞いている。自分もその一員としてファンの熱さに負けないようにやっていきたい」(竹田竜世)