您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> スポーツ >> 正文

球児のインタビュー、もっと感情出したら 萩本欽一さん

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-12-27 11:44:19  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


高校野球への思いを語る萩本欽一さん=東京都世田谷区、相場郁朗撮影


写真・図版


写真・図版


写真・図版


未来へつなげ高校野球 私の提言


動画もニュースもバーチャル高校野球


高校生って子供のようにかわいい子もいれば、オッサンのような大人もいる。その両面を備えた不完全なところが魅力だよ。でもテレビでみる高校球児のインタビューでは答えがみんな一緒。「頑張ります」や、「応援よろしくお願いします」が多くて、感情が表に出てこないんだよね。


例えば出られなかった子も含めて負けたチームの5人に客席に向かってマイク持たせてしゃべらせたらどうか。「俺、打てなかったんだ。情けねえなあ」とか自分の言葉で。お客さんも一緒に喜んだり、悲しんだり、共感してくれるよ。そうすると選手もまた「応援してくれる人のために」と頑張れる。


そう思うのは、僕がつくった茨城ゴールデンゴールズというクラブチームでの経験が大きい。お客さんが一番喜ぶのはアドリブ。つまり予想していないことが起きることだった。


チームを持って3年目、優勝した全日本クラブ野球選手権でのこと。九回裏に逆転した試合があったの。2死満塁。打ったのは東大野球部にいた子。母子家庭で、しっかり者の母親に育てられた。「おまえ下手だけど、母ちゃんなら打たしてくれる。母ちゃん、よろしくって打席で言いなさい」と送り出した。「(出身の)熊本はどっち方面ですか」っていうから、「ばかやろ、空見たら、つながっているよ」と。ベンチでは俺が「ランナーがみんなかえってくる。拍手する用意して」って。


あいつ、空をみてつぶやいていたな。そして打ったんだよ。フェンス直撃の三塁打。同点になり、逆転勝ちにつなげた。野球って「運」だと思う。人と人のつながりに「運」はついてくる。関わる人が多いほど、特別な「運」になる。


それに高校野球がいいのは、負けても褒められるところ。プロにはないドラマが生まれるよね。昔、定時制の軟式高校大会を番組で取り上げた。9人しかいないチームの1人が骨折しちゃった。「もういいよ」って周りが言っても、首を縦に振らない。仲間に抱えられ、ケンケンしながら二塁の守備位置について。相手もそこには打ってこないんだな。試合は負けて、その子は救急車。みんなが拍手して見送った。泣けたね。


高校野球はあの泥臭いところが良くて、あれやっちゃいけない、これやっちゃいけないとみんな思いがち。はみ出す勇気が欲しいね。みんな甲子園の砂を持ち帰るでしょ。誰かが最初にやった。1人の選手の勇気。それをとがめなかった大人も立派だよね。ただね、ずっとあれをマネしているのは悲しいよ。新しい物語、生まれてこないかな。(構成・有田憲一)



はぎもと・きんいち 1941年、東京都出身。76歳。60年に浅草東洋劇場に入り、66年に坂上二郎さんとコント55号を結成し、人気者に。「欽ちゃんのドンとやってみよう!」など人気番組を数多く手がけた。野球ファンで、2005年にクラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」を立ち上げ、初代監督を務めた。現在、駒沢大学仏教学部に通う現役大学生。




 

新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

  • 上一篇新闻:

  • 下一篇新闻:
  •  
     
     
    网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!)
     

    注册高达赢取大奖!

    09年2月《贯通日本语》杂志

    《陆王》最终回超20% 2017最受

    梶浦由记将于来年2月退社 Kala

    日媒慌了:日本人才涌入中韩 恐

    打开礼物"保险套堆成山" 日本女

    广告

    广告