「テレビ野郎 ナナーナ」(C)studio crocodile・テレビ東京/「テレビ野郎ナナーナ」製作委員会
番組を改編する4月に向け、テレビ各局が説明会を開いた。「激戦区」とされる日曜夜の攻防や、巻き返しをうかがう局の新手は何か。
下克上狙う姿勢のテレ東
貧しいテレビ局が世界初のスクープ映像を撮ろうとジャングルへと送り込んだ撮影隊。看板番組を失い、危機に陥った局の起死回生のミッションだが、猛獣や金持ちのライバル局といった外敵だけでなく、「低予算」という内なる敵も立ちはだかる。果たして撮影は成功し、高視聴率を獲得できるのか――。
テレビ東京系で6日から金曜夜に始まるショートアニメ「テレビ野郎 ナナーナ」のあらすじだ。イラストレーター文原聡さんがテレ東のキャラクター「バナナ社員ナナナ」から発想した作品で、キャラの声をビビる大木や温水洋一、つぶやきシローが担当する。
在京のキー局で視聴率、事業規模ともに最下位である同局を「自虐」した内容になる。小林史憲プロデューサーは「文原さんが、低予算にあえぐテレ東をいじり倒してくれることになりました」とコメントする。
自らを卑下する同局ではあるが…