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練習時間の限られた公立校が強豪私立に勝つには?

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-7-18 15:25:26  点击:  切换到繁體中文

 

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池田3年・笠井敬士郎君


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直球勝負! Q&A


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《質問》練習時間が限られる公立校が強豪私立相手に勝つためには、何が必要だと考えますか。(四條畷3年・横川竜太郎君)



《回答》強豪私立に技術で勝とうと思っても、絶対に勝てません。それが大前提です。だから「野球の知識」で勝とうと言い合っています。


大事なのは、相手に100%の力を出させないこと。相手の狙い球を読んで違う球で攻める。スイングから打球方向を予測して、良い当たりでも正面で守れるように努力する。知識があれば、場面に応じた正しいプレーを選択できます。


終盤まで食らいついて相手が焦ってくれば、あとは技術よりも、冷静に戦えるかの勝負になります。


知識をつけるために、1年生は練習試合で監督の横に座って、監督の指示を野球ノートにメモします。ノートを見直したり、実際に練習でやってみたりして、知識を自分のものにしていく。試合中、ベンチに戻った後で「さっきのプレーは正しかったのか」と議論することもあるし、プロ野球の試合で選手の動きを見ることも勉強になります。


北大阪大会では、大阪の公立校のレベルが高いことを見せつけたいです。決勝で公立校が対決して甲子園を争ったら、きっと盛り上がる思います。(池田3年・笠井敬士郎君)


監督が父親の場合は?


《質問》家庭では、野球のどのようなことを教わっていますか。(泉尾工3年・徳勇樹君)



《回答》泉尾工の西浦敏彦監督は僕の父です。家は共働きなので、小学校に入る前から、父が当時指導していた高校野球チームの練習や試合を見に行くのが当たり前でした。小学校からは父の高校の先輩が監督をしていた「北出戸(きたでと)モンスターズ」でプレーしました。


小学生になっても夏休みになると、よく練習を見に行っていました。小さい頃からたくさんの試合を見てきたことが、今になって、捕手としての配球やリード面ですごく勉強になっていて、プレーに生きていると思います。


外では監督の父も、家では普通のお父さんです。僕が塾に行って午後10時ごろに帰宅すると、翌朝に朝練を控えた父はすでに寝ていることが多く、野球の話をする機会はあまりありません。その中でも、打撃の調子が悪い時にはフォームを見てもらい、下半身を活用するようにとアドバイスをもらったこともありました。


高校卒業後は、大学で教員免許を取り、社会人野球でプレーしてから、いずれは高校野球の指導者になりたいと思っています。父が歩んだのと同じ道。影響を受けたのかもしれません。父を見ていると指導者は大変そうですが、楽しそうでもある。僕も野球が本当に好きなので、野球のない生活は考えられないと思っています。(八尾2年・西浦謙太君)




 

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