ソニーは31日、2019年3月期の業績予想を上方修正し、売上高が8兆6千億円と、4月時点より3千億円増える見通しになったと発表した。ゲーム機のプレイステーション(PS)4が本体、ソフトとも好調なため。最終的なもうけを示す純利益は200億円引き上げて5千億円とし、2年続けて過去最高を更新するという。
営業利益は前年比8・8%減の6700億円で据え置いた。
事業別では、携帯電話が欧州で深刻な販売不振に陥り、営業赤字が150億円から300億円に拡大する見込み。十時裕樹専務は記者会見で、抜本的な再建策に踏み切る可能性を示しつつも、「事業の継続についてスタンスは変えていない」と明言し、撤退を否定した。
併せて発表した今年4~6月期…