杉田氏の「生産性ない」に抗議声明 障害者や難病患者ら——贯通日本资讯频道
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杉田氏の「生産性ない」に抗議声明 障害者や難病患者ら

自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が月刊誌で、子どもを産まない同性カップルなどを念頭に「生産性がない」と主張した問題で、障害者や難病患者らが7日、「出産できない障害者や患者の人権をも踏みにじるもの」とし、抗議声明を発表した。杉田氏に対して謝罪を、安倍晋三首相には、党総裁として杉田氏に対して「相当な処分」をすることを求めている。


声明を発表したのは、障害者や難病患者らでつくる「生きてく会」。杉田氏の寄稿内容について、「出産を巡り思い悩んでいる障害者の心を深く傷つけた」と声明で指摘。「生産性」を理由に性的少数者への行政支援に否定的な見解を示していることに対し、「出産の可否を行政による支援の根拠とする価値観は、偏見や差別によるものであることは、火を見るよりも明らか」と訴えている。


同日の記者会見で、神経障害によって手足に力が入らなくなる症状などが出る難病「ギラン・バレー症候群」を抱える内山裕子さん(43)は、「子どもを産めるかどうかで人間の価値が決まるとは到底思えない」と話した。(田中聡子)



「生きてく会」は7日、抗議声明を発表するとともに、記者会見を開いた。主な発言(一部代読)は以下の通り。


●全国自立生活センター協議会副代表で、首のけがが原因で車いすを利用する中西正司さん


「(杉田議員の寄稿のような)優生思想の蔓延(まんえん)によって、福祉社会が消滅の道を歩むのではないかと危惧している。難病や重度障害者は福祉サービスがなければ生きていけず、発言に非常に傷ついている。『サービスを使って生きる人は存在しなくていい』という風潮が広がれば、福祉社会が崩壊する」


●DPI(障害者インターナショナル)日本会議事務局次長で、首のけがが原因で車いすを利用する今村登さん


「津久井やまゆり園事件の被告は、『障害者は社会の役に立たないから、金のない日本で生かしておく余裕はない』という主張をしている。社会の役に立つか立たないかを基準に、税金を使うことに否定的な点は、杉田氏と共通している。『役に立たないと判断された人は、支援しなくていい』ということになれば、障害者、高齢者、生活困窮者、生活保護受給者、ホームレスなど、対象はどんどん拡大する懸念がある」


●日本ALS協会理事で、ALS(筋萎縮性側索硬化症)当事者の岡部宏生さん


「誰しも病気や障がいを持つ可能性はある。誰にでもある可能性に想像がいたらないことや、そのことによって社会の方向性に影響を与えてしまうことに気づいていないことに、私は深く傷つく。知らず知らずのうちに、たいていの人がなんらかの支援を受けている。今回の発言を他人事だと思わずに聞いて欲しい」


●ギラン・バレー症候群当事者の内山裕子さん


「『生産性』の発言は、病気や重い障害のために子どもを産むことができない人を深く傷つけた。私は現在も治療が必要で、薬の影響で子どもを産むことができない。杉田氏の発言は、目に見えにくい障害や、つらさを持って生きている人にも波紋を広げている。子どもを産めるかどうかで人間の価値が決まるとは到底思えない。『子どもの産めない人は役に立たない』という考え方は、排除という考え方そのものだ」


●ALS/MNDサポートセンター・さくら会理事長で、ALS当事者の橋本みさおさん


「議員の言葉の重みをかみしめて、今後は活動してほしい」


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