グーグル合同会社は8日、オフィス向けのデジタルホワイトボード「Jamboard(ジャムボード)」を日本でも発売したと発表した。
ジャムボードは全面がタッチパネル。会議で書き込んだボードは全てクラウドで保存され、時間が経ってから会議を再開したり、ホワイトボードの画面をメールで送ったりすることができる。複数のジャムボードがあれば遠隔で同じ画面に書き込みながら会議もできる。タッチペンで書いた文字をそのままテキストにする機能や、インターネット上で検索した地図やふせん、画像などを貼り付ける機能がついている。
ジャムボードは2017年5月に米国で発売され、日本は14カ国目の発売となる。これまでに米ダウジョーンズやネットフリックスなどの企業で導入されてきたという。
使用にはグーグルのオフィス向け業務システムGSuiteの契約が必要。タッチペンなどがついた本体は税抜き64万円、ソフトウェアライセンス料が年額7万7千円。(栗林史子)