米電気自動車(EV)テスラ社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が同社の非上場化を検討していると明かしたことを巡り、米証券取引委員会(SEC)が同社に召喚状を出したことが15日、分かった。米主要メディアが報じた。
「テスラ非上場化」 マスクCEO、目立つ不安定な言動
マスク氏による「非上場化」のコメント後に米市場では臆測が飛び交い、同社の株価が大きく上下している。マスク氏は米国でカリスマ経営者として知られ、発言の影響力から事態を重くみたSECが調査に入ったものとみられる。
米フォックスビジネスによると、SEC側はテスラ社に召喚状を送り、非上場化の計画やマスク氏のコメントについて説明を求めた。テスラ社側はこの対応のため、弁護士事務所と契約したという。召喚状が出ているかどうかについて、テスラ社とSECはいずれも朝日新聞の取材に「コメントしない」と語った。
マスク氏は7日に「(1株当た…