人を乗せて目的地まで飛行する「空飛ぶクルマ」について、米配車大手のウーバー・テクノロジーズは、アジア初の国際会議を東京都内で30日に開く。将来的なサービス展開や機体開発に向け、官民との協力の可能性を探るねらい。
「空飛ぶクルマ」に現実味 ドローン普及、技術進化
ウーバーは、空飛ぶクルマを使って市街地と空港などを結ぶ「相乗りタクシー」事業を2023年に始める構想を掲げている。現在、各国の航空機メーカーなどによる開発競争が進んでいる。
国際会議はこれまで、米ロサンゼルスとダラスで開かれたが、米国外では初めて。アジア各国の政府関係者を招き、ウーバーのバーニー・ハーフォード最高執行責任者(COO)や航空事業のトップが世界の動向や事業構想を説明する。小池百合子・東京都知事も講演する予定。同社は「日本は優先順位の高い市場なので、最先端のテクノロジーを紹介したい」とコメントしている。
5月に米国で開かれた会議には…