空を行き来する都市交通「空飛ぶタクシー」構想を掲げる米配車大手のウーバー・テクノロジーズの航空部門責任者・エリック・アリソン氏(41)が31日、朝日新聞のインタビューに応じ、日本での事業展開は「十分チャンスがある」と強調した。
新宿-横浜間を10分で? 「空飛ぶタクシー」の説明会
ウーバーは電動の垂直離着陸機(eVTOL)を使って、市街地と空港などを結ぶ「相乗りタクシー」事業を2023年に始める構想を掲げ、米国の2都市で試験飛行する予定だ。
アリソン氏は「目的地まで、アプリ(ソフト)のボタンを一つ押すだけで済ませたい」と強調。地上でタクシーの配車だけでなく、電車やバスとの乗り換えも示せるようなサービスにするアイデアがあるという。
試験飛行は米国外でも計画中で、日本やインド、オーストラリア、ブラジル、フランスを候補地として、政府や自治体と協議するという。
日本での事業展開について、ア…