プロボクシング元世界3階級王者で、昨年大みそかの引退を経て7月に現役復帰を発表した井岡一翔(SANKYO)が、8日(日本時間9日)に米・カリフォルニア州イングルウッドで復帰戦を迎え、マクウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)と対戦する。6日(同7日)はロサンゼルスで記者会見に臨んだ。
井岡一翔、なぜ半年で復帰決めた? 大みそかを巡る思惑
井岡は引退時より一つ階級を上げたスーパーフライ級で現在、世界ボクシング協会(WBA)2位。アローヨは世界ボクシング評議会(WBC)と世界ボクシング機構(WBO)で同級3位にランクされている。
会見でアローヨと初めて向き合った井岡は、「身長は僕のほうが高かった。ほぼイメージしていた通り」。前回の試合から約1年5カ月のブランクがあるが、「人生の分岐点。結果を出さないといけない」と、4階級制覇に向けて決意を新たにした。(ロサンゼルス=山下弘展)