米ツイッター社が6日、「陰謀論」を流す人物として全米で物議を醸してきた極右サイトの主宰者、アレックス・ジョーンズ氏のアカウントや、関連する動画アカウントを永久に停止した。ジョーンズ氏はトランプ大統領の支持者で、大統領とのつながりも深い。今後米国内で議論を呼びそうだ。
ジョーンズ氏は5日、ツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)らソーシャルメディアの経営者に対する米議会の公聴会に傍聴に来ていた。公聴会の室外では、朝日新聞記者ら大勢の記者の前で、退出するドーシー氏に罵声を浴びせていた。また、同氏は、米CNN記者に対しても罵声を浴びせ、その様子を動画でアップしていた。
ツイッターは6日、ジョーンズ氏の最近の動画などが、ツイッターが禁じる「口汚い行動」に当たるとし、関連アカウントを「永久に停止する」と発表した。米主要メディアは一斉に速報で伝えた。
ジョーンズ氏は、主宰する極右サイト「インフォウォーズ」上などで、大統領選中に、民主党のクリントン候補が「人身売買や児童セックス」に加担していると、根拠のない情報を流していた。
ただ、トランプ氏は大統領候補…