英ブランド「バーバリー」は6日、売れ残り商品の廃棄処分を即時やめ、再利用や寄付などの拡大に努めると発表した。バーバリーは今年7月、英メディアに、昨年度だけでも2860万ポンド(約41億円)相当の衣料品や香水、アクセサリーを廃棄したと報じられ、環境保護の観点から激しく批判されていた。
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バーバリーが売れ残りを大量に廃棄していたのは、商品が横流しされて安価で出回り、ブランド価値が下がるのを防ぐためとされる。英BBCによると、最近は高級ブランドとしてのイメージの再構築に取り組んでいたという。
バーバリーは当初、焼却処分で生じた熱を再利用するなど「責任ある方法をとっている」などと主張していた。だが、環境保護団体からは「高額な価格に反し、自社製品やそれに使われた自然資源に全く敬意を払っていない」などと激しく批判されていた。
バーバリーのマルコ・ゴベッテ…