1日に町から市に移行した福岡県那珂川市へ、本社工房を地元に置く博多織元5代目の岡野博一社長(47)が、縦48センチ、横33センチの博多織の市章を贈った。
縦糸は銀箔(ぎんぱく)を貼った和紙、横糸は絹で織られている。背景には流れる水の模様。「長く清らかに繁栄してほしい」との願いが込められているという。
この日は日本郵便もオリジナルフレーム切手を市に贈呈。市制初日の業務に追われる市職員らからは「『お祝いラッシュ』で忙しい」とうれしい悲鳴。(徳山徹)
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