平成元(1989)年に開業した福岡市早良区の福岡タワー(高さ234メートル)が来年1月4日から、初めての全面改装を行う。市内の名所を上空から眺めたような映像を見られるVR(仮想現実)装置を導入するほか、来場者の半数を占める外国人客向けに、多言語表示を充実させる。
福岡タワーは89年3月、市制100周年記念イベント「アジア太平洋博覧会(よかトピア)」のシンボルとして誕生した。123メートルの高さから博多湾や福岡の街並みを一望できる展望フロアが人気で、今年9月末までの展望フロアの入場者数はのべ約1400万人。老朽化が進んでいることから改装に踏み切る。
運営する第三セクターの福岡タ…