アシックスは来年9月、豊洲市場(東京都)隣に大規模な低酸素トレーニング施設を開くと11日に発表した。2020年の東京五輪・パラリンピックを見すえ、トップアスリートにも対応した環境を整える。
東京オリンピック2020
トレーニング施設の総面積は約5千平方メートル。プールやジム、ランニングレーンなどを備える。酸素の少ない環境下での運動は、通常よりも短時間で効率よく持久力などを高められるという。新施設では専用装置によって、標高2千メートル以上の高地に相当する環境を再現する。独自のトレーニングメニューも提供していく。(金本有加)