2020年東京五輪の聖火リレーについて大会組織委員会は1日、東京都内でイベントを開き、全国47都道府県を巡るルートの概要を公表した。3月26日に福島・Jヴィレッジを出発し、開会式がある7月24日までの121日間で全体の約半数にあたる857市区町村を通り、大災害の被災地や世界遺産、各地の名所などを巡って東京・新国立競技場に到着する。
聖火ランナーの募集要項発表 1日の走者数や走行距離は
聖火ランナーのユニホーム発表 赤色のたすきのデザイン
11年の東日本大震災の津波に耐えた「奇跡の一本松」(岩手県陸前高田市)、復興を象徴する公園がある「千年希望の丘」(宮城県岩沼市)、16年の熊本地震で被害を受けた熊本城(熊本市)など被災地のほか、富士山(静岡、山梨両県)、姫路城(兵庫県姫路市)、宮島(広島県廿日市市)といった世界遺産や、伊勢神宮(三重県伊勢市)などの名所が組み込まれた。
来年4月にオープンし、アイヌ…