来年の干支(えと)は亥(い)。北九州市戸畑区の「カイトハウスまごじ」では、イノシシが描かれた「たこ」作りが進んでいる。
2代目店主の竹内義博さん(74)の祖父で、先代の孫次さんの名から「まごじ凧(だこ)」と呼ばれる。1970年、孫次さん亡き後を義博さんが継いだ。妻の日出子さんが絵付けを担当していたが、2012年に亡くなり、長女の立石梓(あずさ)さん(40)が引き継いだ。福岡県産の竹と和紙で作るたこは、県知事指定の特産民芸品となっている。
大きさはミニ、小、中、大の4種類、1千~6千円。正月に向け400個ほど作るという。