プロボクシング、世界ボクシング協会(WBA)ミドル級前王者の村田諒太(32)=帝拳=が、王座陥落から一夜明けた21日(日本時間22日)、防衛戦があった米ネバダ州ラスベガスで、報道陣の取材に応じた。今後については、「周囲とよく話してから」と、明言を避けた。
王座陥落の村田諒太、試合への調整に悔いなし 一問一答
完敗の村田、プロモーターは「日本での再戦」に言及
報道陣との主なやりとりは次の通り。
――現在の体の状態は。
「ダメージはあります。結構。今までで、ここまでタフな試合はなかったと改めて思う」
――夜はどのようにすごしたか。
「ほとんど寝ていない。30分くらいしか寝ていない。話したりとか、ちょっと横になったりとか。そんな感じでぐずぐずしていました」
――その時間のなかで、試合を反芻(はんすう)したか。
「相手に足を使って、ああやってうまく動かれると非常に弱いな、と。その動きに対して、ついていく動きがないなということは感じました。自分の未熟さ。どういうタイプが苦手で、完全に攻略法みたいな感じで読まれていた。負けたなと。そういう気持ちが強くなった」
――プロモーターのアラム氏の…