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都市鉱山からメダル、銅は目標量集まる 金は… 組織委

2020年東京五輪・パラリンピックで授与される5千個以上のメダルを、携帯電話などの部品を再利用した金属から作るプロジェクトの中間結果が23日、大会組織委員会から発表された。銅メダルの分は昨年4月のプロジェクト開始から今年6月までに、目標量の2700キロが集まった。金は16・5キロ(達成率54・5%)で、銀は1800キロ(同43・9%)だった。


2020東京オリンピック


東京五輪は、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」に準備段階から本格的に取り組む最初の夏季大会だ。全てのメダルを再生金属から作れば、五輪史上初の試みになる。大会組織委によると、7月までにNTTドコモを通じて約432万台の携帯電話、自治体を通じて小型家電など3万4千トンが集まった。9月現在、回収ボックスは全国の1万1千カ所以上に設置され、全国1500以上の自治体が参加しているという。


回収は来年3月まで。組織委の担当者は「今年度に入ってから回収量も増えている。金と銀も目標量に届くだろうが、年末のボーナスでの買い替えや大掃除の時に、捨てずに回収にあててほしい」と話している。


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