米電気自動車(EV)ベンチャーのテスラが24日発表した2018年7~9月期決算は、純利益が3億1151万ドル(約349億円)となり、8四半期(2年)ぶりに黒字に転換した。比較的低価格の車種「モデル3」の生産が軌道に乗りつつあることが奏功した。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「テスラにとって本当に歴史的な四半期決算になった」とコメントした。 テスラではモデル3の生産遅延が再三問題になってきたが、7~9月期の終盤に、目標だった週産5千台をようやく達成。同期のモデル3の顧客引き渡し台数は、5万6千台を超えた。 7~9月期の売上高は前年同期の2・3倍の68億2441万ドルに。4~6月期は7億1753万ドルの純損失だったが7~9月期は黒字に転換した。(サンフランシスコ=尾形聡彦) |
テスラ、2年ぶりに黒字 低価格の車種「モデル3」好調
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