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「一番行きたい場所だった」 難民留学生、日本での日々

内戦が続くシリアを逃れた難民の若者を、民間団体主体で留学生として受け入れる国内初の取り組みが動き出している。2年目の今年春、来日した女性が取材に応じ、故郷への思いや将来の希望を語った。


「通りを渡っていた人が目の前で撃たれ、亡くなった」「隣の家に爆弾が落ち、私の家の窓ガラスも割れました」


千葉県内の日本語学校で学ぶスザンさん(29)は2015年までシリア北部の街アレッポの大学生だった。シリアでは11年3月に始まった反体制デモが拡大し、内戦に発展。アレッポでは12年から、政権軍と反体制派の戦闘が激化した。


アレッポ大学まで車で40分の通学も、危険な場所を迂回(うかい)し5時間に。野菜やパンが店から消え、物価も10倍ほどに上がったという。


卒業後、トルコに逃れた。英語…


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