住友商事は29日、時間と場所にとらわれない新しい働き方として11月にスーパーフレックス制度とテレワーク制度を導入すると発表した。働き方の自由度を高め、これまで以上の成果をあげてもらうのが狙いだ。
スーパーフレックス制度では、平日の午前11時から午後3時までの出勤を義務づけた「コアタイム」を廃止。社員自身が午前5時から午後10時までの間で勤務時間を自由に決められる。
テレワーク制度では、原則、国内勤務の全社員を対象に、週2日(14・5時間相当)を上限として在宅やサテライトオフィスでの勤務、モバイルワークを認める。実際には社員が仕事の状況などに応じてテレワークとスーパーフレックスを組み合わせて活用できる。
同社広報は「あなた次第の働き方によって、これまで以上の高い生産性をあげてほしいとの期待を込めた制度」としている。