JR東海が29日発表した2018年9月中間決算は、売上高が前年同期比2・1%増の9181億円、純利益が10・8%増の2447億円だった。いずれも7年連続で過去最高を更新した。東海道新幹線の利用が引き続き好調だった。
運輸収入は2・2%増の6932億円。6年連続で過去最高を更新した。7月の豪雨で高山線が被害を受けた影響は、年間で5億円程度の減収となる。復旧にかかる費用は10億円程度を見込む。
好調な上半期の決算を受けて19年3月期通期の業績予想を変更。通期の売上高は1兆8550億円(前年比1・8%増)、純利益は4110億円(同3・9%増)として、それぞれ今年4月時点の予想より110億円、70億円を上方修正した。