「レッドブル・クラッシュドアイス世界選手権」が12月7、8日、横浜市西区の臨港パークで国内初開催される。ジャンプ台や急カーブ、段差を含む急斜面の氷のコースをヘルメットなど防具を付けたスケーター4人が滑り、体をぶつけ合いながらゴールをめざすアイスクロスダウンヒルの世界一を争う。 大会は2001年にスウェーデンで始まった。国際スケート連盟(ISU)などが冬季五輪の新種目候補として注目しているという。横浜大会は全3戦の今季世界選手権シリーズの開幕戦。来年2月にはフィンランドと米国でも大会がある。 日本勢ではアイスホッケー出身の山本純子(36)が昨季総合10位の実績を持つ。「ペースを抑えすぎて後悔したり、急ぎすぎて転倒したり。そうした過去の経験を横浜で生かしたい」。インラインスケート・ハーフパイプ世界王者の経歴を持つ安床エイト(35)、武士(32)の兄弟も昨季2大会に出場。一般応募の選手とも一緒に練習し、本番をめざす。 統括する国際競技団体のオールテラン・スケート・クロス連盟(ATSX)には40カ国以上の選手が登録し、14カ国で国内連盟が組織されている。レッドブル世界選手権シリーズのスポーツディレクターを務めるクリスチャン・パピヨン氏によると、「五輪の新種目にするための話し合いが進んでいる。国際オリンピック委員会が求める基準を満たすのは時間の問題」。ATSXのステファン・アウフシュナイタ会長は朝日新聞の取材に「昨年、ショートトラック・スピードスケートの世界選手権でISUの代表団と会って話し合った。ISUで議論が継続されており、ISUはアイスクロスダウンヒルがフィギュア、ショートトラック、スピードを含むあらゆるスケート競技に若者の興味を向けさせることができると見ている」と答えた。 飲料メーカーのレッドブル社が… |
未来の五輪種目? 氷上の戦い、クラッシュドアイスとは
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
「最高は平昌ではない」 ロコ・ソラーレのポスト五輪
打倒、まな弟子の世界王者 ジャンプ葛西が復活かけ合宿
届かなかったメダル 悲運の女子モーグラー、笑顔の引退
小平奈緒のライバル、李相花が引退 平昌五輪で感動抱擁
廃部の日本製紙、後継チームが新加盟へ アイスホッケー
カーリング男子4位「世界と戦える」 両角公佑の目
平昌五輪銅、モーグル原大智が競輪学校合格 来月入学式
「出来過ぎたシーズン」 ジャンプ総合Vの小林陵侑帰国
藤沢・山口ペアが準決勝へ カーリング混合日本選手権
全勝V「4人制とは違う作戦が…」 カーリング藤沢五月
カーリング藤沢、決勝の姉妹対決ならず 姉「来年こそ」
カーリング藤沢・山口ペア連覇 混合ダブルス日本選手権
堀島、圧勝で世界屈指の難コース攻略 デュアルモーグル
廃部の日本製紙がV逃す アイスホッケー・アジアリーグ
新エース新浜「北京で金が目標」 スピードスケート男子
世界新の高木美帆が帰国「濃い、自信になる1年だった」
初表彰台から頂点に一足飛び 小林陵侑、原点は自宅の庭
総合V小林陵侑の強さ、二つの特徴 原田雅彦が解説
スノボ鬼塚雅「安定した滑りできた」 初のW杯種目別V
新浜と高木美、一瞬の世界新 スピードスケートW杯
廃部する日本製紙、2連敗で王手許す アイスホッケー
ヨガとピラティスで大躍進 ジャンプ総合優勝の小林陵侑
小林陵侑が日本勢初の個人総合優勝 欧州以外で初の快挙
小平、36秒47の日本新で優勝 スピードスケートW杯
ドーピング陽性を超えて ショートトラック斎藤の思い










