スバルの完成車検査をめぐる一連の不正について、国土交通省は14日、道路運送車両法にもとづいて、再発防止を求める勧告を同社に出した。重点的な監視対象にし、再発防止策の実施状況について四半期ごとの報告も求める。
スバルでは昨年10月に無資格者による検査不正が見つかって以来、排ガス・燃費データの改ざんやブレーキ検査の不正などが相次いで発覚。一部の不正は今年10月まで続いていたという。これらの検査不正によるリコールは10月製造分までで計4回、約53万台にのぼり、費用は約320億円に膨らんでいた。
石井啓一国交相は14日午後、…