仕事で知り合った17歳の少女にわいせつな行為をしたとして、岐阜県警は警察署勤務の40代の男性巡査部長を、青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。巡査部長は容疑を認めているという。
捜査関係者によると、巡査部長は、少女が18歳未満と知りながら、複数回にわたって、警察車両や少女の自宅などでわいせつな行為をした疑いがある。
2人は、巡査部長が少女に関わる事件の相談にのったことがきっかけで知り合ったという。少女の家族が署に「(巡査部長から)キスされたと言っている」と相談したこともあったが、署の事実確認に対し、巡査部長が否定したため、その後も継続的に少女の相談にのるなどしていたという。今回、少女の関係者が巡査部長のわいせつ行為について警察に通報し、事件が発覚した。
県警は巡査部長の処分を検討、巡査部長はすでに退職の意向を示しているという。